デグーは部屋んぽさせるべき?手作りサークルと保護シートでトラブル解決!

デグーは部屋んぽさせるべき?手作りサークルと保護シートでトラブル解決!
部屋んぽ前のデグー

デグーと一緒に暮らし始めてしばらくするとぶち当たる「部屋んぽ(散歩)問題」。デグーは外に出たがるけれど、壁や柱をかじられたらどうしよう……。

もし手乗りに慣れていない場合は「いざというときに捕まえられなくなってしまうかも!」なんて心配もあると思います。

本記事では、デグーの部屋んぽに不安を抱えるデグ飼いさんのために、部屋んぽ前の注意点、部屋んぽトラブルの解決策について紹介していきます。

実は筆者がデグーを飼い始めた頃、「デグーを散歩させる前に、ここの補強をしておけばよかった!」と後悔するポイント、かなりたくさんありましたので、ここでシェアしていきますね!

degubase筆者情報



デグーに部屋んぽ(散歩)って必要?

そもそも、デグーって部屋んぽさせないといけないペットなの?という疑問について。

デグーを単頭で飼っている方は幅40〜60センチのケージ、多頭飼いのデグーであれば幅80センチのケージにゆったりと暮らしているかもしれませんね。

我が家のデグーたちを見ていると、どうやらケージが広ければ部屋んぽが不要というわけではない様子。1回でも部屋んぽを経験したデグーは、その楽しさを覚えてしまいます。

飼い主の気まぐれで何回か部屋んぽさせてから「やっぱり壁とか不安だから、ウチは部屋んぽナシ!」としてしまうのは、けっこう残酷かも。

部屋んぽをさせないと決めているデグ飼いさんもいますが、みなさん外の世界を経験させないようにしっかりとガードしています。
そもそも外を知らないから、部屋んぽがなくても平気なんですよね。

一度でも外の世界を知ってしまえば、お気に入りの場所もあるかもしれません。デグーは記憶力良いすからね。
こうなったら毎日とまでいかなくても、定期的に部屋んぽさせてあげるのがデグーのストレス軽減のためにもオススメなのです。

部屋んぽの時間を決めてあげるとデグーストレスフリー!

部屋んぽの楽しさを知ったデグーは、とにかく外に出たがります。そこで次に飼い主を悩ませるのが、外に出たいあまりの「ケージかじり」。

金属の塗装をかじっていること自体も不安ですし、バネを噛むことを覚えてしまうと、とにかくうるさい……!(バインバインバイン……)
デグーのケージかじり対策!うるさいだけじゃなく歯に悪いから本気でやめさせよう

他のデグ飼いさんからの情報なのですが、部屋んぽの時間帯を決めてあげることでケージかじりが減ることがあるそうです。

我が家でも時間を決めてみましたが、効果がありました!ほかのデグーが散歩していても「おれの散歩は夜だし」みたいな感じでクールに対応してくれています。何が何だかわからず出たがっていた頃とは別デグのようです。ぜひ根気よく試してみてくださいませ!

例えば「朝の30分、必ず部屋んぽさせてもらえる」とデグーが分かっていれば、早朝のガジガジを止めてくれるかもしれませんよ……!

気付いてもらえるまで根気がいるけれど、試す価値はありそうです!

飼い主「彼らは今日楽しかったのだろうか……?」

デグーに部屋んぽさせる理由として、よくあげられるのが「運動不足解消」。とくに単頭飼いの場合、やることがないのか寝る時間が増えてしまって、運動量が減りがちです。

ただ、それ以上に部屋んぽの意義を占めていると思うのが「デグーの1日の充実度」です。デグーは頭のいい動物。怒りや喜びなどの単純な感情はもちろん、近年の研究では嫉妬心や達成感も感じているのではないかと言われています。

今日はケージの中で回し車を回して、チモシーを食べました……。だけでも十分デグーらしい生活ではありますが、日々部屋んぽでいろいろな経験をさせてあげると、だんだんデグーの目がキラキラしてくるのが分かります。
人への恐怖心も軽減されてくるので、懐きやすくなるという可愛いメリットもあります。
デグーをベタ慣れにしたい飼い主さんに捧ぐ!デグーとマブダチになる方法

【注意点まとめ】デグーを部屋んぽさせたい!

「……よし、じゃあ出してみるか」と思ったデグ飼いさん。ちょ、ちょっと待ってくださいね!

筆者は賃貸でオスのデグーを飼い始めました。オスはおしっこマーキングで縄張りを広げたがるし、好奇心旺盛。
すぐに部屋んぽ大好きデグーになったのですが、懸念なく散歩させられるようになるまで本当に波乱の道でした……。

次章では、筆者がデグーの部屋んぽで目の当たりにした悲劇 気をつけるべきと感じたポイントをまとめていきます!

まとめてみると、部屋んぽ前の下準備で塞げたであろう被害がほとんど。対策もご紹介しますので、是非参考にしてくださいね!

柱や家具をかじる

デグーを部屋に放つ、となれば一番に思いつくのが柱や壁・家具への被害。やはりこれには困らされました。
柱のフチや壁と床の境目など、“角になっている部分”は特に注意。齧歯類の本能を掻き立てるようです。

さらに壁紙も好みの食感?があるらしく、もしお家の壁紙がデグーの好みにバッチリあってしまった場合、もうそれ、お菓子の家!何回注意してもかじられてしまいます……!

しかも、一度かじった部分は匂いがついて特にかじりやすくなります
部屋んぽの度に同じ場所をかじるようになり、すぐに目立つ傷に……!

だから初めからデグーに気が付かれないように、齧れないようにしておくのがとっても大切なのです!

床におしっこをする

デグーにはおしっこマーキングの習性があります
新しい場所だと認識すると、とりあえずおしっこ。さながら月面着陸の星条旗のように、おしっこを打ち立てて歩きます。

デグーの視界は人間とは違い紫外線を見ることができる“2色型色覚”であると言われています。

たとえ拭き取ってもおしっこがあった場所を目視することができるので、さらに同じ場所に何度もおしっこする……ということになってしまうのです。
デグーはなぜおしっこを撒き散らすの?トイレを覚えるデグーについて、床や家具を尿から守る方法

このおしっこ「まあ、毎回忘れず拭けばいいっしょ〜」と思って完全に油断していた筆者なのですが、なんと床が変色!(賃貸の!!)

デグーの尿酸値は犬や猫に比べてかなり高く、床ワックスを溶かし、フローリングの木を黒くすることがあります!

ワックスの表面が溶けるくらいなら塗り直せばいいのですが、木が変色してしまうと完全回復は困難。
我が家は専用の漂白剤を湿布して、カラーワックスや傷消しペンで補修して……結果、「バレバレだけど大家さんが優しいからなんとかなった」のでした。
デグー臭の傾向と対策!ズボラ飼い主の厳選消臭アイテム3つ紹介します

落ちているものを誤飲する

デグーは頭がいいので、食べられないものを拾っても自主的に控えてくれることはあります。とくに大きめの金属(ボルトとか)は、両手で持って「食えないな……」と見つめていたり。

とはいえ、油断は禁物!怖いのがゴムやプラスチックです配線コードは100%齧られると考え、対策をしておくのがオススメ!

プラスチック製の家具も、これから買う予定であれば要注意です。
木なら腸詰まりの心配はまだ少ないですが、消化できない材質の家具はカードしましょう。

筆者がしくじったのは、消しゴム!拾うなりちょっと噛んで「何これうまそうジャーン!」と喰わえて立ち去り、取り返すのが本当に大変でした。

物が多いおうちの場合は、部屋んぽスペースと人間の生活空間を分けてしまうのが安心かもしれません。
食べこぼしのネギとか、植木とか、普通に食べようとしますからね……!
デグーが食べると危険なものたち「えっ、これあげちゃダメなの!?」

しっぽや体を踏んでしまう

ペットを踏んでしまう事故は珍しいことではありません。デグーは結構存在感のあるサイズですが、その安心感が事故につながる……!

とくにお客さんが来ている時は出さないのが吉。きっと小動物が駆け回る室内には不慣れでしょうから、うっかり踏んでしまうこともあり得ます。こちらももちろん辛いし、踏んだ方も辛い。

懐いてきたデグーは、人の足元に駆け寄ります。
これ、ほんっとうに危なくて! 筆者も何度かデグーの横っ腹を蹴ってしまい、デグーと気まずい関係になった経験があるのです……。
病院?様子見?デグーが事故に遭った時の対処法を考える【誤飲・感電・落下・踏んじゃった】

呼んでも戻ってこない

デグーは自分の名前を覚えてくれます。しかし、まだあまり人慣れしていない場合、部屋んぽさせると戻ってきてくれないことがあります。

帰りたいけど、帰るのが怖い……。とフリーズしてしまって、結局無理やり捕まえることになってしまうこともしばしば。

とっ捕まえられるって、デグーにとっては嫌な思い出。
「部屋んぽ=恐怖」と思わせたくないので、なるべく自主的におうちに帰ってもらいたい。おやつで釣ったり、砂浴びで釣ったり試してみましょう。

部屋んぽすることで警戒が解けて懐きやすくなることもあるので、時間に余裕をもって「好きなタイミングで帰ってくださいね」くらいのおおらかさで部屋んぽデビューさせてあげるのが理想的。
懐かないデグーとの暮らし方。仲良くなる方法と懐きやすいデグーの特徴について

【解決策まとめ】デグーを部屋んぽさせるには

ここまでで「なんだか大変そう」と萎えている方もいるかもしれませんが、大丈夫!部屋んぽできますよ……!

筆者が賃貸の床・壁を犠牲にし、デグーに振り回されながら手に入れた部屋んぽ解決策、余すことなく以下にまとめていきます!

柱や家具のカドをガード!

柱や家具の角の部分はプラスチック製の段ボールでしっかりガードしておくのがオススメです。

直に粘着テープを貼りたくない場合、壁→粘着弱めのマスキングテープ両面テーププラ段の順で貼り付けると壁を痛めず、剥がすのが簡単です。

壁はデグーが届く高さ20センチくらいまでプラ段で覆い、さらに目隠しに紺のマスキングテープを貼りました。遠目でならそこまでダサくないしカラーマステ、おすすめですよ……!
可愛いテープも最近多いですよね。

プラ段は結構値が張ります。普通のダンボールでも機能的にはOKですが、壁への色移りが心配なので我が家ではプラ段を奮発しました。

さらに、デグーにしっかり注意喚起するのも大切です!
齧歯類だからかじるのは仕方ない……と諦めずに、噛んではいけない場所を何度もかじるデグーには言い聞かせるようにしましょう。ケージ内では齧り木をあげて、ストレスがたまらないように気を配りつつ……。

悪いことは分かりながら、飼い主の目を盗んで家をかじるデグーもいます。もし抱っこができるなら、部屋んぽ強制終了も有効!
かじったらケージに戻される……!」と思い知らせると良いでしょう。齧歯類とて許せぬ!

ケージカバーにも壁かじり対策にも使える!
ダンボール以上の強度がありながら、囲った箇所に光を通すのが良い!ケージを囲って尿跳び防止にも使えます。
幅広タイプなら器用じゃなくても広い面に貼れる!
段ボールカバーをおしゃれに見せるマステは幅広が便利カラー色々なので、我が家ではカーテンに合わせています。

【重要!】透明シートやラグで床をガード!

床へのおしっこは彼らの生理現象ですから、叱るわけにもいかないのですよね。

デグーは尿のある場所に重ねて尿をする習性があります。飼い主ができることといえば、床をこまめに掃除して痕跡をなるべく残さないように気をつけること。とはいえ、微かな臭いまで完全に取り去るのは本当に難しいんですよね。床によっては、染み込むんですよ……!

犬猫の尿をしみ込ませないペット用の床ワックスも売られていますが、尿酸値の高いデグーのおしっこには、ほとんど効果を発揮しません

デグーの尿酸値についての情報は、こちらのブログで知りました。かなり詳しく解説されているので、気になる方は是非飛んでみてくださいね……!

外部リンク:デグーの尿pHと蛋白について

とくに木製家具(フローリング)に反応しやすいデグーのおしっこ。どうしても床を諦めきれない、という方は保護シートがオススメ。

ワックスより安上がりで、貼りっぱなしなので絨毯のように洗う手間もありません。
剥がす際もベタベタが残らず綺麗に剥がせます(この辺はメーカーによるかも)。

こちらは我が家で使っている透明シート!貼ったエリアを「部屋んぽ場」として区切れば、一安心。

おしっこされても床に影響はなく、きちんと拭き取れば見た目は綺麗ですから「いくらでもどうぞ」って感じです。(たまにセールになっていたりするので、こまめにチェックしています)。

どう頑張ってもおしっこは仕方ないからシート貼っちゃう
全面敷くのはひと仕事ですがあとが格段に楽!おしっこ痕に悩まされている方はぜひ早く導入して…!

間取りや家具の配置を考えつつ“散歩ルート”を明確に

どの範囲までデグーの部屋んぽOKか」は、最初に決めておきたいポイント。下に物を置いているおうちは特に、人間の生活エリアとデグーの部屋んぽエリアを明確にすることで誤飲などの事故を防げます。

我が家の部屋んぽエリアのコードはこんなアイテムでガード
100均のコンセント類のコーナーに置いているプラスチックのカバーです。

カバーも齧られはするけど、ダイレクトにコードをかじられるよりはマシかなって思います。感電も怖いですからね……。

ペットサークルは市販されていますが、我が家では焼き網とクリアファイルでバリケードを作っています。

100均の焼き網を結束バンドでつないで、クリアファイルの背の部分を切って、焼き網にかぶせて完成。

クリアファイルをかぶせないと、デグーによっては網に爪を立てて平気で乗り越えちゃうんです……!結合部分は蛇腹に折りたためるので、部屋んぽの時だけサッと仕切れます。

さらに、膝くらいの高さならヒョイっと上がってきたりするので「鼠返し」を作ったり。しばらくはデグーの賢さに押されて、トムとジェリー的な展開になると思いますw 「彼らの移動を3Dで考える」のがおすすめ

彼らは、飛ぶし潜るし、わずかな隙間を通り抜けるのです……!

懐いているデグーこそ要注意!大股で歩くべし

飼い主が歩いていると足に寄ってくるデグー
気をつけていても、堤防の羽虫みたいな感じで向こうから寄ってくるんですよね。油断していると本気で蹴ってしまうこともあるので、歩き方に注意してみましょう。

脚を膝から高く上げて、足の着地点を確認して下ろす、この繰り返し……。

足元を見ずに摺り足気味で歩いてしまうと、デグーと激突しやすくなります……!

また、要注意なのが「」。尻尾を挟んでしまう事故は、よく聞かれます。
扉が頻繁に開閉する場合、散歩ルートから外してあげるのが安心です。
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「これさえあればOK」デグーの印籠を早めに見つけよう

ヤバい、もうこんな時間」と飼い主が思っても、デグーは部屋んぽをやめてはくれません。

記憶能力の高いデグーを追いかけ回して捕まえるのは、嫌な記憶を植え付けることになるのでなるべく避けたいところ。

そこで、おやつや浴び砂など、自分の遊びを中断して戻ってきてくれる「印籠」を見つけるのがオススメです。
これが見つかるだけで、名前を覚えていなくても部屋んぽがしやすくなります……!

たとえば、デグーが大好きな美味しい物を瓶につめて、シャカシャカ。大して懐いていなくても「この音」だけで吹っ飛んでくるようになれば、そのままケージに誘導できますから部屋んぽも楽勝ですよ……!
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