みなさんのおうちのデグーは毎日どこで寝ていますか?
木でできた巣箱の中で寝ていたり、フカフカのタオルにくるまって寝ているデグーもいるかもしれませんね。
我が家では最初の頃、ケージの中に何を入れたらいいのかよくわからず、木製ステージを2、3個つけただけの独房みたいなレイアウトでデグーを飼っていましたw
本記事では、デグーのケージにおすすめのハンモックをいくつかご紹介。また、日々のお手入れ方法や100均アイテムで簡単にできる手作りハンモックのレシピをお伝えしていきます。
デグーのおやすみスペースはハンモックがおすすめ!
野生のデグーって、天敵に襲われないように巣穴を掘って隠れて寝るのだそうです。可愛いですよね。
野生の本能を受け継いでいるであろう飼いデグーたちも、ちょっと暗いところや隠れられる場所があると安心します。
つまりデグーのケージには、巣箱かハンモックを寝る場所として設置してあげるのが理想的。
布を食べてしまうタイプのデグーにハンモックは不向きですが、大体のデグーはハンモックや巣箱でこそっとリラックスして寝るのが大好きです。
ハンモックは手入れしやすく年中使える!
ハンモックは布製なので洗濯できます。寝床をこまめに清潔に保ちやすいのがメリットです。
潜り込めるタイプのハンモックであれば冬には暖まることができて、上にころんと寝そべれば夏の暑い時期にも通気性抜群の寝床になります。
デグー本人が好きなように寝られるハンモックは、一年中使えるとっても便利な寝床なのです。
寒い冬は巣箱とダブル使いしよう!
筆者の家のデグーは、冬になると木製の巣箱の中で寝たがります。
布でできたハンモックの防寒のみだと、スースーしてちょっと心許なくなってくるのでしょうね。
▷デグーの低体温症の原因・症状とは?冬以外にも注意したいケージの温度管理
寒くなってくる頃にヒヨコ電球のヒーターと一緒に木製の巣箱をケージに入れてあげるのが、我が家の定番の冬支度。
ウッドハウスは種類豊富。シンプルな形が使いやすい
デグーにおすすめハンモック紹介!
現在、我が家では手作りハンモックを主に使っているのですが、それまでにいくつかの市販ハンモックを試しました。
中でもおすすめできる市販のハンモックを紹介してみたいと思います。
というのも、ハンモック選びで気をつけたいポイントはいくつかあるのです。
耐久性:コスパとデグーが誤飲しないようになるべく丈夫な生地のもの
安全性:デグーの足が引っかかりやすい穴など事故につながりそうな形は避ける
洗いやすさ:複雑な構造ものはお手入れが大変。なるべくシンプルな作りのもの
ペット用品であればなんでも最適、というわけでもなく。
「これ作った人絶対小動物飼ったことないな…」と、実は可愛いだけみたいな商品もありますから、吟味は必要です。
SANKO ステージモック
これずっと使ってた。洗濯しやすい生地が良き
ペットショップでよく使われている「ステージモック」。
ケージの側面につけられるので場所を選ばないのと、コンパクトなため40サイズのケージで単頭飼いするときにおすすめ。
木の棒からスポーンとハンモック部分が抜けるので、ジャブジャブ手洗いできます。
ビロードのような質感で毛足が短いので、木屑や牧草くずが引っ付かないのもお手入れが簡単なポイント。
SANKO リスハムフードベッド
袋型は結構あるけど立体構造だと洗いやすい!
モコモコしたボア素材で冬におすすめのハンモック。
上部の金具で天井にぶら下げたり、側面に取り付けて平置きで使うこともできます。
セッティングはデグーによって好みが分かれますから、色々試してみましょう。
生地がふわふわなのは暖かくていいのですが、布を噛む系のデグーの場合は誤飲の原因になるので注意です。
さらに噛みちぎって空いた穴は、挟まる事故の原因にもなりますから、上手く使えているかよく見て気をつけてあげるのが良いでしょう。
ちょうどデグ団子の形ですよね。2匹でミチミチしている姿が見られるかも。
トンネル式ハムスターベッド
床材なしでもトンネル欲を満たせそう
ハムスターベッドという名称ですが、結構大きいのでデグーのケージに入れても存在感があります。
こちらも吊るして立てる、横向きに置くの両方のパターンで使えます。
横置きにするとデグーの欲望である「トンネル掘りたい」「おやつ隠したい」「暗いところで寝たい」が満たせますので、痒いところに手が届くかも。
丸太っぽくて見た目も可愛いですよね。紐をかじられると危険なので、短く調整して使うのがいいと思います。
デグー・モモンガ用しましまちびモック
布を噛まないデグーにおすすめ!
オフトゥン風のハンモックもデグーが安心するので人気です。
多頭飼いで並んで寝ている写真はSNSでよく見かけます。留め具の部分が金属なので、かじって落下する危険も少ないのが嬉しいポイント。
くるんとひっくり返せば中まで洗えます。
デグーのハンモックは100均アイテムで手作りできる!
さて、おすすめの市販ハンモックを紹介してきました。
しかし、我が家のハンモックは“第一球消耗品” !布を噛むのが好きなようなのですよ……。多頭飼いになったこともあり「齧るたび1000円払っていられるかよ…!」ということで、100均アイテムで自作するようになりました。
手作りと言っても端をクリップで止めるだけの簡易中の簡易。
汚れたらジャブジャブ洗い、ボソボソになったらポイ!100均へGO!が我が家のスタイルなのです。
手作りハンモックの作り方
デグーの手作りハンモックに使う材料は以下の通り。
ダイソー「両手で拭けるペットタオル」 1枚
ダブルクリップ 25mmサイズ以上のもの 4個
イージーホームの扉についている施錠金具、カラビナなど 計4個
針や糸は必要ありません。
ダブルクリップはタオルを挟める厚さが必要なので、25mmくらいのサイズからがおすすめ。
タオルは何でもいいといえばいいのですが、この商品は犬を拭くタオルなので、デグーのおしっこを一瞬で吸水してくれます。
イージーホームの扉についている金具は1台につき2つです。
「すでに金具を扉に使っているよ」という方は、100均で大きめのカラビナを4つ用意しましょう 。
ケージとハンモックを繋げるために使うので、噛みちぎられないように金属製がおすすめです。
こんな感じで半分に折って
タグはかじり防止のため切っておきます。四隅をクリップで止めて
ケージに金具かカラビナをオン
位置を調整しながらハンモックを設置します。
お好みですが、我が家ではピン、と張ってあげたほうがよく使ってくれます。ゆるいと足場が安定しなくて不安なのかもしれません。
ごろ寝もできるし潜って爆睡もできる!
両手で拭けるペットタオルはポケットの中に潜り込んで寝ることもできるほか、そのままポイっと体を投げ出すこともできます。
我が家のデグーはうまいこと折り畳んだ内側に入り込んで寝ていることが多いです。一見するとケージにデグーがいないように見えるので「ログアウト」と呼ばれ我が家では親しまれている状態です。
洗って繰り返し使える!
もともと犬を拭くタオルですから吸水性抜群。おしっこ汚れも吸収して1週間くらいはサラッと使えます。
汚れが気になるときはひっくり返して裏を使うことも。
洗うときは、デグーが持ち込んだ木屑やチモシーを取り除いてから洗面所に水を張って洗います。
しばらく浸けておくと中まで染みたおしっこ汚れが溶け出してくるので、固形石鹸や洗濯洗剤など、その日の気分で手洗いしています。
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案外長持ちするのですが、何度も洗っているうちにだんだん肌触りがゴワゴワしてきますから、そうしたらダイソーにピャッと行って新しいハンモックを補充するのです。