デグーの主食・牧草チモシーの選び方!「何なら食べるの?」チモシー沼にいる飼い主さんへ

デグーの主食・牧草チモシーの選び方!「何なら食べるの?」チモシー沼にいる飼い主さんへ

皆さんのおうちのデグーは牧草たくさん食べてくれますか?チモシー大好きでたくさん食べるというデグーがいれば、あまり食べてくれなくておしっこで汚れて結局捨てることになってしまう……と悩む方もいると思います。

本記事では、デグーの主食である牧草について解説していきます。チモシーの選び方や、チモシー以外にもデグーに与えられる牧草の紹介、牧草の保存方法について書いていきたいと思います!

degubase筆者情報

デグーの主食は牧草

デグーは完全な草食動物です。基本、彼らは草と水があれば生きることができます。毎日ペレットをあげているデグ飼いさんがほとんどだと思いますが、ペレットだって牧草でできていますもんね。

デグーは甘みのある乾燥野菜や豆系のおやつなど風味のある植物も大好物なので、黙々と草を食べている姿を見るといじらしく思えてしまう方も少なくないのではと思います。

デグーには不断給餌できる“食べ放牧草”は必須!

草食動物であるデグーは「常に草を食べられる状態」で飼ってあげるのが理想的です。草原にいるシマウマをイメージするとわかりやすいと思います。常にもしゃもしゃしていますよね。

“不断給餌”と呼ばれる方法で、本人が食べたいと思った時にいつでも牧草を食べられるようにケージ内に入れっぱなしにしてあげましょう。

また、多くのデグーがおしっこで汚れた牧草を避けます。ケージの掃除のタイミング以外にも、汚れた牧草はこまめに取り除いて、なるべくいつも綺麗な牧草があるようにしてあげたいものです。

おしっこ付きの草を捨てているとロスが増えますし衛生的にもよくありませんから、牧草ホルダーや牧草トレイを使って、おしっこスペースと隔ててあげるのがおすすめです。(我が家ではそれでも草は汚れるけど、分けないよりは全然マシ……)。

チモシーを吊るすスタイルで入れられるホルダー!食べる分引き出してくれるのでケージ内が散らかりにくい♪

ペットショップで使われているホルダーは「ヘイヘイホルダー」という名前で売られています。ケージ内は汚れにくくていいのですが、デグーが引っ張り出しづらそうにしていることが結構あって気になっていました。

ケージの側面に取り付けるタイプ。デグーがすっぽり入ってチモシーを食べる姿が見られるかも!

最近使っている牧草ホルダーはこちら。うさぎ用の商品で「小さすぎる!」とレビューでは酷評なのですが、デグーにはかなりちょうどいい!すっぽり入ってチモシーを食べたり、好みの1本を引っ張り出して食べています。我が家では内側の網を外してしまいましたが、あまり散らかりませんでした。

陶器製なのでかじり倒されないのもありがたい……!

日本で手に入りやすい“チモシー”がおすすめ

デグーが主食として食べられる(食べっぱなしでOKな)牧草は、いくつか種類があります。ただ、日本でコンスタントに手に入りやすいのはチモシーですから、あんまり気にしないでチモシーを主食にしてあげるのがいいと思います。

デグーは食事の嗜好性が強く、一度「好き!」と思った牧草を食べる傾向があります。手に入りにくいものや、続けられないほど高価な牧草をうっかり気に入ってしまうと、飼い主さんが大変になってしまいますから、なるべくいつでも買えるものの中からお気に入りを見つけられるといいですよね……!

  • 主食の牧草は常に食べられるようにしてあげる
  • おしっこで汚れると食べなくなるので牧草ケースを使おう
  • 国内で一番手に入りやすい牧草はなんだかんだ“チモシー”

収穫期別・チモシーの特徴と選び方

皆さんのおうちのデグーはどんなチモシーでもホイホイ食べてくれますか?
「ほら!アンタこれが主食じゃないのか!」と言いたくなるくらい、牧草をハシハシ食べてくれないデグーもいるんですよねえ。

嗜好性の高いペレットで舌が肥えてしまったり、単に選んだチモシーが好みじゃなかったり、汚れが気になってたり……。本当に小さな要因でチモシーを食べなくなってしまうデグーは結構います。

ここからは、チモシーの収穫期によって変わる特徴チモシーの選び方についてまとめていきます。

1番刈りから3番刈りまでチモシーの特徴色々

国内で販売されているペット用のチモシーは “1番刈り、2番刈り、3番刈り” くらいまでだと思います。これは収穫タイミングの違いで、1番に収穫した1番刈りが最も硬くて太いチモシーです。次いで、2番3番…と草質が柔らかくなっていきます。

メーカーによって差はありますが、1番刈りの方が栄養価が高いので、なるべく1番刈りをあげたいところ(1番は安かったりもする)。ただ、柔らかいチモシーが好みのデグーもいます。

ちょっと文章だとわかりづらいので、表にしてみますね。

収穫時期柔らかさ栄養価
1番刈り硬い高め
2番刈り普通普通
3番刈り柔らかい低め

例えば、ヘニョヘニョの葉の部分を選んで食べていたり、老年期だったり、まだ子供で歯が生えそろっていなかったり。「柔らかいチモシーの方がいいのかな」と思ったら、収穫時期の違うチモシーを選んでみるのがおすすめです。3番刈りの柔らかいチモシーは「ソフトタイプ」と銘打たれて売られていたりもします。

あとはチモシーの長さも好みが分かれるポイント。ロングタイプを麺みたいに食べたい派や、ショートタイプを片手に持ってウロウロしながら食べたいデグーもいたりします。

デグーによって産地の好みがあることも

デグーの好みのチモシーを探究していると収穫時期ばかりに注目しがちなのですが、意外と影響が大きいのがチモシーの産地。アメリカ産、カナダ産、国産(北海道が多い)など、産地によって同じ1番刈りでも食べたり食べなかったり、また好みが分かれます。

「収穫時期をいろいろ試してみたけど、お気に入りが見つからなかった」という方は、今度は産地に注目して、年中手に入れやすくよく食べるチモシーを探してみるのがいいでしょう。

沼ですよね w!チモシー沼。

チモシー嫌いがなぜか食べた1番刈りチモシー(助かる…!)
甘やかせすぎてチモシー偏食になってしまった我が家の始祖デグーがモリモリ食べてくれる神チモシー!

安かろう悪かろう?古いロットには注意

チモシーを定期的に購入していて経験がある方も多いと思うのですが、たまにボロボロのロットがありませんか?

ひどい時には袋の半分くらいが“牧草の粉”で与えられる状態じゃなかったり、茶色く枯れたように変色していたり、まれにはじめから湿気っていることもあります。安売りされているチモシーを買った時なんかに当たりやすいハズレロットですが、メーカーの管理の問題も少なからずあるのではと思います。

良くないロットが届いた場合、交換の申請をしてみるのも方法ですし、もうそのメーカーは利用しないという判断が賢明かな、と思うのです。なかなかすぐに管理体制が改善されるものではないようですから……。

デグーが食べられる牧草はチモシーだけじゃない

どうしてもチモシー好きじゃないみたいだな」とか「他の牧草を食べる経験もさせてみたい」という方のために、ここからは、チモシー以外でデグーが食べられる牧草を紹介していきます。

日本ではかなり前からうさぎの主食としてチモシーが売られていました。草食小動物の主食としてチモシーが主流なのも、先に流行ったペットたちの主食としてチモシーが流通したからなのかな、と推察します。

デグーはヨーロッパで人気のペットですが、海外では結構いろんな種類の牧草をメインにしているおうちが多いんですよね。チモシーでなくても食べっぱなしにできる牧草があるので、併せてお伝えしていきます!

おすすめデグーごはん

アルファルファ「妊婦や成長期の栄養補給に」

食べ放題 ×

高タンパク、高脂質のマメ科の牧草。嗜好性がかなり高いおやつ草です。
アルファルファベースで作られたペレットをあげすぎると、チモシーを食べなくなるデグーがいるので注意。

成長期のデグーや、妊娠中のデグーなど栄養を多めに取りたいタイミングでおやつとしてあげるのがおすすめ。実は消化に負担がかかりやすいので、老年期や病気中のデグーにあげるときは控えめに様子を見てあげましょう。

カルシウムが多く含まれているので、おしっこが白くなったりします。

オーツヘイ「いい匂いのおやつ草」

食べ放題 △

これもおやつ草。畳みたいないい香りがします。カロリーはそこまで高くないようですが、美味しい草らしく、嗜好性が高いのが特徴。これしか食べない!という感じにならないためにも、おやつの位置付けがいいのではないかな、と思います。

ミネラルの含量はチモシーの方が多いので、オーツヘイメインで上げるときはミネラル配合のペレットを探してあげるといいかも。

バミューダヘイ「チモシー飽きた時の非常食」

食べ放題◯

見た目もチモシーに似ているし、食いつき方もまあチモシー並み。柔らかいので、2番刈り以降のチモシーを好むデグーにおすすめ。

チモシーに比べてちょっと湿気りやすいかも。生チモシーとかいけちゃうタイプのデグーは主食にできそう。

クレイングラス「ダイエットに」

食べ放題◯(痩せさせたい時)

通称:痩せる草(怪しいw)カロリーが低く、デグーをダイエットさせたいときの主食におすすめ。
ただ、嗜好性は低いなあという印象。細くて硬い草が好きなデグーはよく食べてくれます。

カルシウムも控えめなので、成長期のデグーにはちょっと不向き。デブー用。

デグーが飽きない牧草の保存方法

チモシーに限らず、牧草の管理って結構難しいです。アルファルファや3番刈りのように、葉っぱっぽくて柔らかいタイプは特に湿気やすいですよね。

購入した時に元々入っている乾燥剤に頼らず、別で食品用の乾燥剤を入れておくのがおすすめ。湿気た牧草だから、と嫌がるデグーは案外多いのです。

レンチンで食感を取りもどす!

梅雨の時期や、加湿器を稼働している時期など、乾燥剤では間に合わない時には牧草をレンチンしてみるのも方法です。ペレットもレンチンで乾燥し直すことができますが、牧草は薄い分焦げやすいので慎重に。

クッキングシートの上に牧草を乗せ、ラップはせずに500w 1分で加熱してみて、まだ足りないようであれば20秒ずつ追加で加熱してみてください。冷めるタイミングで水分が蒸発するので、完全に冷めてからあげましょう。
デグーの食いつきを取り戻せるかもしれません……!

カラッとした日は牧草を外に干してみよう

レンチンだと大量に乾かすことはできませんし、またすぐに湿気が集まってきてしまいます。あくまでレンチンはその場しのぎ。

我が家では、カラッと晴れた日にはチモシーの袋の口を開け、ベランダに出しておいたりしています。結構パリッとするので、ずっとしまっているよりも乾燥具合が長持ちします。でも、夕方までに取り込まないと反対に湿気ってしまうので注意!筆者は夜露に濡れた袋パンパンのチモシーを、朝呆然と見つめた経験が何度かありますから……。

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