デグーが亡くなったらどう供養する?遺灰・遺骨の扱いなどペット葬儀についてまとめ

デグーが亡くなったらどう供養する?遺灰・遺骨の扱いなどペット葬儀についてまとめ

今回は、デグーが亡くなった場合の供養の方法について書いていきたいと思います。

ちょっとしょんぼりするテーマではありますが、我が家の始祖デグーが6歳を迎えまして「そろそろ心の準備をしておくか」みたいな雰囲気になってきているんですね。もしそうなれば悲しいのは当たり前なのですが、流れをシュミレーションして、心配なく見送ってあげるために書いてみようと思います。

本記事では、平均的なデグーの寿命についてのお話、デグーの遺体・遺灰にはどんな供養の方法があるのかをまとめてみました。

degubase筆者情報

デグーの寿命はどのくらい?

ご存知の方も多いと思いますが、デグーの平均寿命は5〜8年。結構長い分、亡くなる頃にはすっかり家族ですから、その喪失感は想像にかたくありません。

病死や突然死で若くしても亡くなるデグーはいますが、数年にわたる闘病、というのはあまり例がないようです。根治できない病気で命に関わるものの場合、発症からすぐに亡くなってしまうパターンが多いように感じます。デグーは小動物ですから、長期間の闘病に必要な体力は持っていないのかもしれません。

また「昨日まで元気だったのに…」というパターンも多く、飼い主が心の準備をするまもなくその日を迎えてしまうことも珍しくありません。こちらもやはり小動物ですから、体の不調を極限まで隠す習性のために具合が悪いことに飼い主が気づけない、というどうしようもない理由があったりします。

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なんだか書いていて悲しくなってきてしまいましたが、ある程度元気なうちからデグーの亡くなった後の供養について思いを巡らせておくことは、デグーを愛する飼い主にとって少しでも悲しみを軽減するためにも大切なことではないかと思います。

デグーの遺体はどう扱う?

デグーは体長20センチ前後と、結構大きめの小動物です。遺体は基本的には火葬か埋葬が定番です。
デグーの遺体の扱いによって、思いもよらず法に触れることもありますのでここで解説していきます。

ちなみに、“水葬”したい場合(あまりないとは思いますが、ガンジス川に流す的な感覚ですね)、日本では川や海にデグーの遺体を放流すると「不法投棄」になってしまいます。

そこまではまあ分かりますが、トイレから下水に流すいわゆる“トイレ葬”は法律上OKなのだそう。「倫理的に無しだなあ」と個人的には思いますが、法律となるとまたペットの扱いは別の話になってくるようですね……。

デグーを埋葬する場合

デグーの遺体を火葬せず、そのまま土に埋めてあげたいと思う飼い主さんもいると思います。

その場合、公園や海辺など“公共の場”に埋めてしまうと法に触れてしまいます。「バレなければ…」と思いきや、ほとんどの場合、異臭やカラスや猫が悪戯で遺体を掘り返すことで明るみに出るそう。せっかく眠っているデグーをそんな形で起こすのは忍びないことです。

デグーを埋葬したい場合は、私有地の地面に30センチ以上の深さの穴を掘り、さらに地面から30センチ以上の高さの土をかけてあげることが推奨されています。

また、マンションなどに住んでいて庭がない場合「プランター葬」という方法もあります。ただプランターに埋めるのではなく、デグーの遺体の分解を早める技術を使い、一緒に植えた草木の栄養になってもらうというやり方です。

「プランター葬、素敵かも」と思いましたが、デグーサイズの遺体の場合、完全に土に帰るまでに4〜5年はかかるとのことで、植物を枯らしがちな筆者にはハードルが高いなあ、と思いました。樹木葬のようで自然だし、そばにいられていいかなと思ったのですが……。

デグーを火葬する場合

「遺体をそのまま埋葬する場所がない」という場合、火葬して遺骨・遺灰にするのが一般的です。
ペット霊園は国内にたくさんありますが、近年悪徳ペット葬儀社によるトラブルは増えていますから、生前からある程度下調べして信頼できそうな葬儀社の目星をつけておくのがおすすめです。

価格はペットの体重で区切っている葬儀社が多く、デグーは“1kg未満 ”のコースになりますからそこまで高価ではありません。中にはお通夜から取り行ってもらえる「通夜プラン」とか、火葬路が搭載されたセレモニーカーで自宅まできてくれる「訪問火葬」などもあります。

「合同葬」といってペット霊園に遺体を運ぶと、他のペットたちとまとめて合同火葬してくれる施設もあります。その場合、ペット霊園にお墓参りすることも可能です。

火葬では合同葬が最安で、訪問火葬が一番高額な方法と言えます。そこには1万円から5万円くらいの幅がありますが、個人的には「高い方がいい」というわけでもないのではと思います。特に5万円、というのは豪華なセレモニーまでやった場合の価格で、どの業者でも平均して2万円以下で個別火葬できるものと思っていただければ大丈夫です。

それよりも、葬儀社のクチコミなどを吟味したり「デグーの火葬はできますか?」と電話で確認して、“小動物の火葬経験が豊富か”、“どんな態度の葬儀社か”を確認することが大切かなと思います。

中には炉の火力でデグーの骨が飛んでしまい「小さいから何にも残りませんでした」なんて言われる業者もあるようです(ひどい!)。小動物の火葬は火力と時間を丁寧に調整すればきちんとお骨が取れます。小さなデグーを軽く見ずに、きちんと収骨してくれる葬儀社を前もって探しておくのがベストです。

デグーの遺骨・遺灰はどう扱う?

合同火葬の場合は基本的に合葬されますが、そのほかの火葬方法であれば、飼い主の手元に遺骨・遺灰が残ります。
ペットの火葬は800度前後で行われ、デグーの骨は小動物の中ではしっかりと重い方らしく、結構そのまま形が残ってくれるみたいです。

それでも生前に比べれば、うんと小さくなってしまうデグーのお骨・遺灰を私はどうしていきたいか。ちょっと悲しいですが、ここから考えていきたいと思います。

手元に置いておく

葬儀社さんのお話によると、デグーの遺灰は直径6センチの2寸骨壷に2〜3ミリくらいの量だそうです。ほんのちょっとなので、ペットの遺灰用のロケットに収まります。小さなお仏壇や祭壇も売られています。我が家ではたまに、6歳のデグーに「どれがいい?」みたいに相談したりしています(!)。

ロケットの場合無くすのがちょっと怖いですが、身につけてずっと一緒にいられるのがメリット。近年「ペットと一緒に入れるお墓」というのも増えてきていますから、その日まで大切に待っておくのもいいかもしれませんね。

遺灰やお骨を入れていつも一緒にいられるカプセル。サイズやデザインはさまざまです。

ペット霊園で供養する

合同火葬でそのままペット墓地に納骨というパターンの場合、個別のお墓はありませんがペット合同墓地に行っていつでもお墓参りすることができます。

あとは、個別火葬をしたあとで動物霊園で墓石や納骨堂を年間契約することもできます。年1〜3万円のコストはかかりますが、お線香の香りのする納骨堂でずっと供養ができて、個々にお墓参りができるのがメリット。

散骨する

デグーの遺灰も遺体と同様、その辺に撒いてしまうと法に触れることがあります。
散骨の場合、代理業者に頼むのが一般的ですが、これは葬儀社よりも見極めが難しい……。「ハイ撒きました」って言われても、見たわけじゃあないからな……って。

長年経営されている業者を選ぶのはひとつの目安としておすすめですが、ブログをやっている業者だとさらに安心感があるように思います。定期的に更新されていて、ペットを慈しむ感じが伝わるブログを書いている業者は、散骨に限らず葬儀社でも信用できると思います。

樹木葬にする

デグーの遺灰を肥料に木を植える方法もあります。家庭でやる場合はプランター葬に近いものがあり、木が枯れると大変気まずいというのがネック。でも多年草や丈夫な木を植えて、自然に帰る姿を近くで見られるのはいいかもしれませんね。

中には「樹木葬キット」なるものも売られていて、これは植木鉢やプランターで比較的簡単にシンボルツリーが育てられるキットです。うん、これなら若干ハードル下がったかも……!

遺灰を分解しながら木を育てられるキット。散骨は寂しいけど自然に帰したい、という飼い主さんは検討してみてはいかがでしょうか。

デグーも家族、供養の方法は多種多様

人間の遺灰でも一時期話題になりましたが、加工してダイヤモンドにするサービスもありますよね。筆者の友人は母親と喧嘩すると「ダイヤモンドにするぞ!」とよく言うそうです。すっごい静かになると言っていました。遺体を所有物にするわけですから、抵抗があるという方も結構いそうですよね。

あとは、ペットの遺体を引き取って骨格標本にして返してくれるアーティストさんが筆者の知り合いにいます。結構人気があるようで、デグーの骨格標本もいくつか作ったことがあるとのこと。白くて綺麗で動き出しそうでしたが、ちょっと悲しいかな〜と個人的には思いました。そこにいる、という感覚がちょっと強すぎるかも、と。

骨格標本を作るときは遺体を煮て、骨を取り出すのだそうで「煮るのかあ…」とも感じました。

SNSの海外の方で、小動物の手だけを剥製にして飾りにした作品を作るアーティストも見かけたことがあります。コメント欄には賛否両論だったけど、大切そうに手の剥製を身につけている飼い主さんの顔を見たら、「供養の形って色々あるよな」って感じました。

うちのデグーはどうしたら“安らか”かな

デグーを扱ってくれる葬儀社は増えてきていますし、葬儀社を選ぶだけでも結構大変です。その上、どんな姿でそばにいてもらいたいかなど。デグーの供養は人間以上に多種多様な方法がありますね。

これだけあると迷ってしまいますが、「自分のデグーが生きていたらどうされたいと思うかな」と考えてあげるのがいいのかもしれません。寂しがりやの子は合同墓地か飼い主とツインお墓かな、とか。散歩好きの子は散骨か樹木葬かな、とか……。「どうしたら安らかかな」って、考えてあげる時間を作ると私たち飼い主の心の準備にもなると思います。

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