デグーのペレットに含まれる糖分の種類を解説!オススメ甘味料はこれ!

デグーのペレットに含まれる糖分の種類を解説!オススメ甘味料はこれ!

デグーの体は糖分を分解しづらい」「デグーは糖尿病になりやすい」こんな情報、デグ飼いであれば必ず一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

とはいえ、市販されているデグー用のペレットのほとんどには甘味をつける糖分が添加されています。これいかに……?という感じですが、デグーって甘いもの大好きなんですよね……!

本記事では、デグーペレットに含まれている糖分の種類を調査!そして「どんな甘味料なのか?」を解説していきます!

degubase筆者情報

デグーに糖分をあげすぎてはいけない理由

デグーが日本でペットとして普及し始めた頃、「デグーは糖分を“分解”することができない」と言われていました。普通は糖分って分解されて、エネルギー源になりますが、デグーの場合、糖は糖のままだと。すると、血糖値が爆上がりして糖尿病になってしまうんだよ、ヤバイよね。というのが通説でした。

そもそも、野生化のデグーは完全草食。群れで行動する彼らは、ぶどうのなる木を見つけると、みんなして一目散にぶどうに食いつき、1年くらいで寿命が尽きてしまうのだとか。飼育下のデグーの寿命が5年から8年。こういうのを聞くと、糖質コントロールをしていない野生化のデグーだから短命になってしまうのかな……って感じますよね。

国内での研究「結構普通に分解できてるかも」

ところが、国内で「デグーの血糖値の変化について」の実験が行われはじめ、最近では「糖分、分解できてるんじゃないかなあ」と言われ始めています。

デグーにとって「全く分解できない!巨悪!」と言われていた糖分ですが、測定の結果、おいちいエサを食べたデグーの血糖値はそれなりに上がり、時間が経ったらそれなりに下がっているらしいのです。この代謝されているっぽい一連の動きから、それなりに分解できてるやんけ!という旋風が、デグー界に吹き荒れたのでした。

「おし!じゃあタピろうぜ〜!」←それは違う

これらの最近の研究実験の結果から、「なあんだ、じゃあタピオカ食ーわそ!」となるかというと、それは違うのです。

確かに、糖分を栄養として活用するためのシステムがデグーにもあるかも、ということがわかってきました。ただ、そこで我が家のデグーを省みてみたいわけです。

「うちのデグー、寝てばっかり!」

回し車って言ってもたかが知れているんですよね。子供の時は、一生懸命走っていたかも知れませんが、今となってはこなれてきて、回していても足首くらいしか動いていません。しかも、寒くなったらホカペがついて、暑くなったらクーラーが入るんですよ。外敵から身を守りながら巣穴で暮らす野生のデグーに比べれば、とんでもなく省エネな生き物。糖分なんてさしていらんですよ……!

確かに、糖分の分解不能で直ちに健康に悪影響は起こらなそう。ただ、あんまり動かない小さな体に取り入れる糖分ですから、その「質」は見極めたいのが飼い主心というものですよね……。

ほとんどのデグーペレットに糖分が含まれているのはなぜ?

「それなりにエネルギーにはなっているぽいけど、諸刃の剣感あるな〜」「ペレットに糖分入れなければいいじゃん」。デグーのペレットに糖分が入っていなければ、何にも悩むことはないですよね。しかし、ほとんどのデグーペレットには糖分が添加されています。

なぜか?美味しいからです……!甘いと美味しいですよね?ワクワクするから、ペレットには甘みがちょっと入っているのです。「嗜好性を高めて食いつきをよくするため」と言われますが、急にチモシーを食べなくなってしまうなど、「ウマくないな」と思ったものを拒否しがちなのが多くのデグーなのです。

デグペレの甘味、糖分の役割は「美味しいペレットだな〜」とデグーに思わせるため……、そして同時に、ペレットに入っている他の栄養素も取れるように……。つまり愛ですね。

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デグペレに含まれる糖分の種類を知ろう!

さて、次に「市販のデグーペレットによく添加されている糖の種類」について解説していきます!

実は、糖には嗜好性を高める他にも大切な役割があることも。ここでは4種類の甘味料について紹介します……!

フラクトオリゴ糖

オリゴ糖」って、よくデグペレの成分表に書かれていますが、詳細に種類まで書かれている場合があります。よく入っているのがこの「フラクトオリゴ糖」。

難消化性で、消化酵素では分解されないオリゴ糖です。つまり。生きて腸まで届く。分解されないということは、血糖値もほぼ変化がありません。「糖分が悪い」という観点からいえば「害のない甘味料」と言えるのがフラクトオリゴ糖なのです。

フラクトオリゴ糖が入っているデグーペレットはこちらー!

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マンナンオリゴ糖

よくデグペレに入っているオリゴ糖類として「マンナンオリゴ糖」も挙げられます。これは、甘味というよりかは「食物繊維」の役割で添加されることが多いオリゴ糖です。というのも、マンナンオリゴ糖は生きて腸まで届いたあと腸内で仕事をするのです……!

大腸菌など腸に住む病原菌を吸着して、便として排泄させる効果があることが知られていて、腸内環境を整えることで自然と善玉菌も増やしてくれる「超いいヤツ」。

デグーも歳を取ってくると、腸内の善玉菌の数が減ってきます。すると、お腹のトラブルが起きやすくなってくるのですが、マンナンオリゴ糖を日々ゆる〜く摂取しておくと、健康維持に効果的なのです!すごーい!

マンナンオリゴ糖が入っているデグーペレットはこちらー!

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ソーマチン

昔のテレビで罰ゲームに使われているの、見たことがある人もいるのではないでしょうか?どことなく人工甘味料っぽいネーミングですが、アフリカに生えている赤い果物が原材料です。ソーマチンは、砂糖の約2000倍の甘さを感じる「世界一甘い甘味料」。

そんなもんデグペレに入れんなや!」と言いたくなるところですが、この甘味タンパク質(炭水化物じゃなくて、タンパク質なんですよ)は、ゆっくり甘味を感じるという特徴があります。

なので、ちょっとの量でもずーっと甘い。甘味を感じるレベルまで他の甘味料をザクザク入れるよりは、ちょっとのソーマチンの方が成分的にはいいじゃんか。という意図ですね。

ソーマチンが入っているデグーペレットはこちらー!

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ステビア抽出物

ステビア抽出物の原料はタピオカ。さっきのソーマチンの主成分はタンパク質でしたが、ステビア抽出物は「炭水化物」に分類されます。

「タピオカってイモじゃん」「芋なんて平気なの?」ステビア抽出物の安全性については、今でも研究や議論が重なられているのだそうで、動物実験で妊娠率が下がったという結果も認められています。海外では、禁止されている国もあるのだそう。うーん、なんか不安。キク科の花を咲かせることから「アレルギーのある個体は要注意」と言われることもあります。

しかし中には「血糖値の上昇を抑える」とか「血圧を下げる」といった研究報告もあるので、これからどんなことがわかるのかウォッチしていきたいな、というのが筆者的な見解。

ステビア抽出物が入っているデグーペレットはこちらー!

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こうして比較してみると、やっぱりオリゴ糖を採用しているペレットが安心できる気がします。

個人的には、同じものに偏らず、量をあげすぎずっていうバランスが大切だと思います。皆さんはどう思われましたか?

ペレットが豊富になるにつれ成分も多様に!

成分表に「甘味料()」として書かれている以外にも、意外と色々なものが入っているデグー用のペレット。ステビア抽出物も、ダイレクトに「タピオカデンプン」と書いてあったり「ビール酵母」「グァバ葉粉末」など「なにそれ、栄養?それともご褒美?」と一見判断しづらくなってきているのも事実。

特に「糖質」には、甘いものだけではなく炭水化物も含まれます。カロリーが高すぎたり、栄養が偏ってしまうと、デグーがだるそうにしてしまうことも。

あまり血眼にならずに、楽しくご飯タイムをさせてあげるのが一番かと思いますが、頻繁にあげるペレットの定期的な成分チェックをしてあげるのがオススメです。デグーに感謝されることはないかもしれませんが、本人だって少しでも長く元気に暮らしたいはずですもんね……!

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