【決定版】デグーの飼育に必要なものまとめ|デグー初心者に捧ぐ!

【決定版】デグーの飼育に必要なものまとめ|デグー初心者に捧ぐ!

デグーを我が家に迎えて、早5年……。

あれよあれよと増えていったデグーたち。どの動物も同じかもしれませんが、それでもデグーの性格には、圧倒的な“個体差”があると感じます。中でも特に感じるのがおうちへのこだわり。頑張って、一般的な飼育本に書いてある通りの環境に整えても、釈然としない顔をしてくるデグーも少なくありません。

今回は、デグーの顔色を伺いつつ、5年間に渡ってお家をカスタマイズし続けてきた飼い主が、デグーのハウスについてベチャベチャと解説していきます。

これからデグーを迎えようとしている方、一緒に暮らしているデグーのお家をアップデートしたいと考えている方のヒントになれば、嬉しいです!

degubase筆者情報

デグーを迎える日の準備物について

飼い主が、まず初めてデグーを迎えるとなった時、一番にぶち当たった問題は「何に入れて持って帰る?」でした。お迎えキャリーはペットショップで買うと結構な値段がしますよね。しかも、日頃連れて歩くわけじゃないから買い損かな……なんて。

結局、初代のデグーをペットショップから迎える時には、「100均の虫カゴ」で家まで運びましたw 移動距離が徒歩5分程度だったこともあるのですが、ある程度「デグーが動き回れる広さ」の虫カゴであれば、お迎えには十分耐えられました。

具体的には、お迎えするデグーが “あと5匹は入りそうな広さ”が目安かと。というのも、デグーは割と目がよく見えていて、聴覚の次に視覚を頼りにしています。すると、狭くて暗い空間にパニックを起こしてしまう子も少なくありません。

可愛い!狭い空間に慣れている子ならいいのかも。突然入れられたらめっちゃびっくりすると思う。

例えばこういうのが売ってるんですが……。実際入れてみると、結構狭いんですよ。しかも布製だから、フニャフニャ。自分だったら、どうですか?ペットショップでまったり暮らしていたところを、急に方向転換できないくらいの狭さ、しかも暗い。さらに、壁は躍動すると……。やばいですよね。

「小動物専用のキャリー!」と意識するよりも、お迎えの時は“十分な広さ”を意識してあげたほうが、デグーの精神ダメージを抑えることができると思います。

通院用の移動ケージは用意しておいて損ナシ!

ただ、デグーを飼っていれば、多くの方が経験することになるのが「動物病院への通院」。しかも多くの場合、“急遽”病院に連れて行くことになります。

そういう時は、体調の悪いデグーがむやみに動き回らず、安静にできる専用キャリーがあったほうが安心だと思います。我が家ではこれと同じ物を、いざという時のために用意してあります。

通院によく使っているのを見かけるこちら。給水器付けられるし程よい広さで良き。

お迎えは大きめの虫かごでもいける!けど通院のために専用ケージは用意したほうが安心

デグーの飼育に必要なものチェックリスト!

さて、いよいよ「デグーの安住の地」であるハウスについて、語っていきたいと思います!おうちのデグーのサイズや年齢、性格などを加味しつつ、ハウス内の状態は常にアップデートできるのが理想的。もちろん、運動が苦手なデグーのハウスのレイアウトはコロコロ変えない、というのも一つの選択肢だったりします。

我が家の巨漢デグー(300g)は、お尻が重すぎてまともにジャンプできず、よくステップから転がり落ちています。そういう子の場合、せっかく慣れたところでレイアウトを変えてしまうと難所を克服するまでにまた時間がかかるようで、さながら年末のSASUKEみたくなってしまうんですよね・・・。

デグーは部屋んぽさせるべき?手作りサークルと保護シートでトラブル解決!

【ケージ】デグーの聖域!テリトリー!

デグーが日本に普及し始めたころ、デグーは野生化ではアンデスの岩場に生息しているとまことしやかに語られていました。そのため、ケージも岩場を意識した高さのあるものが理想的だと。ペットショップで高さのあるケージを勧められたことがある方も多いのではないでしょうか?こういうやつ。

普通サイズのデグーの単頭飼いであれば十分な広さ。賃貸にも圧迫感なくおけるサイズです。

しかし、実際のところ野生下のデグーは、原っぱを駆け回り、地面に穴を掘ったりして暮らしているようで、昇降運動はあまり得意ではないのです。
また、成体デグーの体重は170〜280gと、ばらつきがあります。どのくらいでかくなるのか、わからないんですよね。ちなみに300gを超えると、鶏むね肉一枚くらいの存在感。やはり、高さより広さ。
スリムな子やおとなしい子であれば40ハイでもストレスはなさそうですが、

  • いつか多頭飼いにしたいと考えている
  • 子供のうちからすでにでかいような気がする
  • 部屋んぽが好きでケージ内でも動きまわるタイプの子

これらに当てはまる場合には、下に紹介する60ハイメッシュのケージがオススメですよ!

巨デグ、多頭飼いにはこちら。広さ十分なのでレイアウトしやすいです。

【ステージ】デグーのケージ内での“導線”

ステージをネットで購入したい場合、「チンチラ ステージ」で検索すると、かなりいろんな種類のものが出てきます。そもそもステージは、ケージ内でのデグーの導線の役割があるのですが、ここでもデグーの個体差によって注意すべきポイントがあります……!

「ジャンプが苦手な子」「太っている子」にとって、ステップは階段の手すり並に重要な存在。もし、キツイ配置にしてしまうと克服できず、怪我の原因になるのです。身軽な子は、ステージに頼らず跳び箱みたいに軽々と移動できるのですが、皆さんのデグーはどうですか?「よっこいしょ」みたいに移動していたら、「あれ、しんどい?」と、見直してあげるのがいいかも。

【やっちまった話】我が家の巨漢デグーが落下!
我が家の巨漢デグーは、ステージから何回も落ちてしまい、2週間くらいびっこひいていた経験があります。ケージを広くしたばかりで、ちょっと無理のあるレイアウトだったみたいなんですね。失敗してもなんども挑戦したみたいで、相当な回数地面に叩きつけられたようでした。
気付いた時には、後ろ足がガクガクしていて「痛え、痛え」と消え入りそうな声で鳴いていました……。自然治癒しましたが(飼い主は主に励ました)、背骨とかやっちゃってたら、やばかったなと……!

おすすめ木製ステージを紹介

オススメのレイアウトの仕方は、まずデグーが休める大きなステージを配置した後に、そこにたどり着くまでの導線を小さなステージなどで作ってあげる方法。

大きめのステージ。デグーがテロンと縦に寝られるサイズ。これより小さいステージもあります。

これはチンチラ用ですが、デグーが寝そべるのにちょうどいいサイズ感。よく丸まって昼寝しているのを見かけます。

角っちょに広々スペースを作れるアイテム。高確率でトイレになりがち。

デッドスペースになりがちな、ケージの角を攻められるこんなステージも。奥に配置するとなぜかトイレになりがち……!

【給水器】安易に選ぶと失敗する!

こんな感じの給水器。必需品ですよね。様々なメーカーから発売されていますが、基本お好きなメーカーの物で良いと思います。ちなみに、うちは全員これ。

水漏れやつまりのタラブルが圧倒的に少ないマルカン。120ml、300mlの2種類あるので多頭単頭で使い分けるのが◯

【やっちまった話】え、いつから水出てない!?
初代のデグーが我が家に来たばかりの頃、一生懸命水を飲んでいる姿をなんとなく見ていました。すると「あれ、水出てる?」。給水器の中にコポコポ・・・っていう空気が全然現れていなくて!

慌てて確かめたら、水をいっぱいまで入れすぎると、でんじろう先生的なサイエンスで、水が出なくなってしまうタイプの給水器だったことが判明したのでした……!
もちろんそんなことどこにも書いてありません。もし、あのタイミングで気がつかなかったら?干しデグー待った無しでした。こわや。

水を入れ替える時は必ず、給水器に水を入れた後、指でチョンチョンと水の出を確認してあげることをお勧めします!……もしかして常識ですか!?

“浄水触媒”で清潔度アップ!

給水器の中に入れる水浄化アイテムも。行きつけのコジマで、ある日突然全部の動物の給水器に入っていて、……まあ買いますよね。

実際「おっ、味変わったね!」と言われたわけではないので、なんとも言えませんが、綺麗なお水をあげたい方はゲットしてみるのがいいかもです。

お水が緑になるのを防げるアイテム。やや高価だけど、梅雨時期はかなりお役立ちです。

【ホイール】デグーは運動不足で太る!

デグーのお家に欠かせないのがホイール!回し車のことですね。まずはじめに、このホイール、ハムスター用では絶対に小さいのでやめましょう!特に成体になると、小さいホイールで走ることで関節を痛めてしまうことがあります。体曲げて走っている動画とかたまに見かけます。芋洗いの工場みたいで可愛いですが、背骨曲がっちゃいます。

必ず、25センチ以上のチンチラ用ホイールを準備してあげることをお勧めします!我が家で使っているのは、こちらの黒い金属製のサイレントホイール。

音が静かで見た目がイケてるブラック。まれに回転部に挟まることがあるので赤ちゃんデグー以外のデグーに使うのがおすすめ。

ただ、生後一ヶ月未満のデグーには、このサイレントホイール要注意!
デグーの回し車どっち派?ホイールの使用感と比較、カスタマイズアイテムも紹介

特に産後、親子で同居しているシチュエーションの場合、子供がホイールの隙間に挟まって、大人が気づかず回してしまうという事故も。かなりデンジャラスなです。

一応、気を遣うデグーもいるのですが、多くの場合あまり気にせずガンガン走ってしまいます。なかには、子供が挟まっていることに気づいていながら、回し車の欲に負けるデグーも!あかんで!
こんな風に、授乳期のデグーがいる場合は、プラスチック製のホイールにしてあげるのが安全です。これなら隙間がなく子供も挟まりません。ただ、めちゃくちゃ囓るのよね……。

安全設計のプラスチック製。齧りたがりのデグーにはいいおもちゃになることもあるので様子を見て…。

【デグーサンド】デグーのお風呂は砂!

家庭の事情で幼少の頃はペットが飼えなかった飼い主。いつかペットをお風呂に入れること夢見ていたのですが、デグーが丸洗いNGと知った時、膝から崩れ落ちました。

デグーのお風呂は、砂浴び!「デグーサンド」という、デグーの砂浴び用の商品が売られています。ハムスター用の砂はさらに安価で、代用もできますが、デグーの体はハムスターよりもでかいため、かなり砂の粉が舞うし、細かい砂がデグーの目に入りやすい様子。嫌そうにしていたのでお蔵入りしました。

デグー用のバスサンド。やや砂が大きめなので、ハムスター用と混ぜて使う飼い主さんも。

我が家ではこれを使っています。一回、別メーカーのデグ砂を試したことがあるのですが、なんと砂浴びしないで砂を食べちゃうという事態に。「ゼオライト100%」の商品でした。すげー美味そうでしたが、ダメだよね。はい、没収〜。

デグーの砂浴び疑問解決!ボトル何使ってる?砂は常設していいの?

【ハンモック】これであなたも気が利く飼い主

デグーを飼い始めた時、ハウスのレイアウトにピンとこず、色々な飼い主さんのインスタを参考にしたりしました。そこで頻繁に見かけたのが「ハンモック」!!可愛いなチクショウ!!と思いつつ、市販の小動物ハンモックの価格に恐れおののき「ハンモック?しゃらくせえ!(欲しい)」と強がっていた頃もありました。

しかし、防寒的な意味でもハンモックはかなり優秀なアイテムで、設置してからはデグー達の寝る場所はもっぱらハンモックで固定されました。

ペットショップでよく使われているハンモック。1匹用のちんまりサイズで洗いやすい生地毛羽立たないのでウエットティッシュで拭き取りもできます。

最初に買ったのが上記のハンモック。高くない!? しかも、固定する棒が木製だから、かじっちゃうんですよ〜。消耗品です……。

ぎゃわいい!SNSでよく見かけるお布団式ハンモック!

こういうのよく見かけて憧れます。留め具も金属だから囓られないし。すんなりお布団っぽく使ってくれると、絶対可愛い!でも、我が家ではなぜかみんな人間の期待通りにアイテムを使ってくれないんですよね。

ハンモックは消耗品!コスパの良い洗い換えを見つける

何度か市販のハンモックを使いましたが、結局今では100均のペットタオルをクリップで留めて自作したものに落ち着いています。
デグーはハンモックが大好き!おすすめ市販品紹介&100均手作りハンモックの作り方

ソーイング的なサムシングが好きな飼い主。ハンモックを手縫いしたこともありましたが、結局ハンモックで寝ながらおしっこをするデグーが過半数。そのためハンモックは、第1級消耗品として認定されました。

ズタズタになる前に、惜しみなく捨てられるのがイイ!

ただ、高級ハンモックでも100均のタオルでも、ハンモックに寝るデグーが可愛いのは間違いありません。子供が集まればこう、大人が寝そべればこうと、それぞれのデグーの素の表情が見られるのがハンモック最大の利点。

デグー気持ちいい、飼い主可愛い!これぞ、WIN-WIN!

【木製のハウス】無いとデグーは寒がる?

小動物アイテムとして、木製のお家がたくさん売られています。これも、最初のうちは必ず1ケージに1台置いてあげていたのですが、まあかじるかじる。お行儀よく使えるデグーであれば良いのですが、木製のお家すら第1級消耗品になりそうだったので、最近は「寝る場所がなさそうだな」と思う時にだけ設置しています。
なんとなくデグーが寝そうなポジションが徐々にわかってきますよね。
冬場は常時入れてあげて、夏はムレそうだから取ってしまうとか。あと妊婦のデグーがいたら静養用に入れてあげるようにもしています。

オススメ木製ハウスいろいろ

我が家で使ったことがあるのはこの辺り。いずれも、下に置いてステージ兼ハウス、という感じで使えるものです。

これとか。最初めちゃくちゃ楽しんでいました。「出口ふたつやんけ!!」

上が蓋になっていてパカっと開くので洗いやすい◯デグーのプライベート空間作りはストレス軽減に効果的。

こういうカーブのやつも趣向を変えて買ったことあります。本人は気に入っていたけど、溝の掃除が結構大変でしたね……。

底がなくてカポっと被せるタイプ。デグーが溜め込んだ宝物を一瞬にして白日の元に晒す。

デグーには少し小さいですがフォトジェニック。ケージにちょっと踏み台が欲しいときにいいかも。

初めてみたけど、可愛いぞ!跳び箱!

デグーお迎え前の必須アイテム〜防寒編〜

デグーにとって防寒は、かなり大事なポイント。デグーはみんな寒さに弱いですが、個体によっては本当に激弱な子もいます。冬場、小屋の中に暖を取れるポジションを必ず作ってあげること、これは欠かせない気遣いです。
最後に、冬に最低限必要な暖房器具をピックして紹介していきます!

【ヒヨコ電球のヒーター】を用意しよう!

まず、ケージ全体を暖めてくれる必需品がこちら。

中にヒヨコ電球が入っている暖房器具。引っ掛けるタイプで、ケージの中にも外にも付けられます。

20W、100Wとレベルがありますが、60Wがよく暖まりかつ火傷の心配もなくてオススメ!このヒーターと、次に紹介するサーモスタットを点けて、膝掛け毛布でケージをくるっと包んで「おやすみ〜」って感じです。もちろん、冬の日中にも。

【サーモスタット】気温の一定管理が簡単!

で、先ほどのひよこヒーター、放っておくとどんどん室温が上がっていっちゃうんですね。こまめに入切するのは難しいし、寝るときに付けっ放しにしたいじゃないですか。そこで、これ。サーモスタット。

「◯度になったら自動でオフ」「下がったら自動でオン」ヒヨコ電球のオンオフをコントロールしてくれる超便利アイテム。

温度管理できるサーモが内蔵されていないヒーターは、このサーモスタットで温度調節できます。設定した温度に暖まったら、ヒーターをオフしてくれる優れもの。もちろん寒くなったら、またオンにしてくれます。
冬のヒーター管理、我が家ではこれに丸投げです。

【敷くタイプのヒーター】デグー冬の定位置!

これ!夏でも冬でもデグーの定位置です!じんわり暖かくなるので、寝床に最適の様子。我が家では4台のケージ全てにこのヒーターが入っています。

冷える春先、秋口にもこれがあれば安心。寒いと思ったらデグーが自分で温まりに行きます。

裏と表で温度が違って、高温面は34℃。中低温面は28℃と使い分けることができます。類似品で、片面しか使えないタイプも売られているんですが、年中使えるから、やっぱり両面タイプがオススメ!

【子供用ネックウォーマー】をプラスしてさらにあったか!

2WAYヒーターにこんな風に「子供用ネックウォーマー」を付けて上げると、お布団度アップ!こまめに洗えて清潔だし、ふかふかで暖かいっていうのがポイント高い様子。

ちなみに「子供用ネックウォーマー」はダイソーで購入。季節アイテムなので、冬しか売っていないのが残念ですが、売っていないときは「洗顔用ヘアバンド」でもOK!モコっとしたやつが売られていますよ!

少しでも参考になれば幸いなのですが……!

近年、しこたま種類が増えた「デグーペレット」ついても解説しています!こちらもぜひ、読んでみてくださいませ!それでは、ハッピー・デグーライフ……!

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